2012_06
04
(Mon)12:57

作家、栗田有起さん

土曜の夕刊(日経新聞)に、"プロムナード"というコラムがあり、そこに毎回、作家さんや政治家など著名な財界人の方々が、思いの丈を寄せるコーナーがあります。

新聞は、社会面くらいしか読まないのですが、何気に開いて見たら、知的障害。と文字に目が留まった。

今回は、作家、栗田有起さん(くりたゆき)が、書かれていました。

読み進むうち、感動がじんわり染み入るようで、良かった。

著者の栗田さんには、妹さんがいて、妹さんのお子さんは、知的障害の小学3年生の息子さんがいるとの事。

身長も体重も実年齢の平均を常に下回っていて、相手の話す内容はある程度、理解出来ていても自分の思った事を的確に、すらすらと言葉にして伝えるのは難しいらしい。

小学3年生で軽度。と読んだ時点で、同じじゃん!
と単純にそう思った。でも、後で、そう不覚にも思ってしまった自分を恥じた。

内容は、著作権に触れるので、あまり詳しくここでは書けませんが、特に、心を揺さぶられたのは、著者の栗田さんの妹さんに対する思いと妹さんの息子さんに対する深い、慈愛に満ちた愛情と広い心。


縁あって子を生み、その子に障碍があったことは、色んな悩みがあるけれど、それでも妹さんにとって(子を生んだ事は)人生最大の喜びになったと。

「あの子はね、ひとをいじめるとか、悪くとらえるとか、そういう感情がいっさいないんだよ。」と妹さんは、栗田さんにそう、息子さんのことを説明したそうです。

栗田さんも、ここで書かれていましたが、我々、健常の者は、人の陰口や悪口を言い合って、日頃の憂さを晴らし、その晴らす事に対して、自画自賛したりします。そういう私達に、"悪くとらえる"という感情がない。
ということは、考えられないことですよね。

栗田さんご自身、結婚して子を授かり、より甥っ子の事が愛おしく思えるようになった。と最後は綴っておられます。

泣けた妹さんのセリフ。

「自分もいつか彼(くだんの彼)のように人を照らせるようになりたい。」と。
*くだんの彼。とは妹さんが、息子さんを家の前で遊ばせていた際、話しかけてきた男性の事。

栗田さんの娘さんが通う保育園に、障碍児のお子さんもいて、その園に初めて見学に行った際、勝手が解らず戸惑っていると、真っ先に、その子が駆けつけてくれたそうです。

ここにも天使がいたと、その子の笑顔が嬉しかったとおっしゃっています。

読んでて、思わず、不覚にも涙が出ました。

こういう風に、思って、感じてくれる人たちがいる。一人でも二人でもいいから、理解を示してくれる人が増えたら、彼らの世界は、もっと生きやすくなる。

栗田有起さんの妹さんに、会ってみたい。

"人を照らせるように。"

なかなか言えない。

折しも子は同じ、小学三年生。

縁なのか偶然なのか、ふと目にしたコラムに、不思議な縁や運命を感じましたね。
読まないでそのままスルーしてたら、勇気という灯りは、貰えなかったもの。

日経新聞社に感謝!

追伸/新聞。確か購読をしていなくても、確か駅の売店、ホームにある新聞販売機や新聞取り次ぎ店(朝日新聞)で、一部を購入出来るんじゃなかったかな? 読んでみたいと思われた方、6/1金曜日の夕刊を。


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コメント

わかります。
その人の幸せとか、その人の希望とか、喜びとか。
ホント、自分のモノサシではかっちゃいけませんね。
障害を持つ子供を持つと、そういうのを考える機会。
いや気付く機会、おおいです。

2012/06/04 (Mon) 21:20 | HANG ZERO | 編集 | 返信

Re: 気づく事だけでも。

HANG ZEROさま、こんばんは。
いつもありがとうございます。

> わかります。
> その人の幸せとか、その人の希望とか、喜びとか。
> ホント、自分のモノサシではかっちゃいけませんね。
> 障害を持つ子供を持つと、そういうのを考える機会。
> いや気付く機会、おおいです。

気づく事だけでも、意義のあることだなと思いますよね。

子供を通して、解ること、考える事、多いですもんね。

2012/06/04 (Mon) 23:15 | chi7ta | 編集 | 返信

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